消化器系の病気の中で、一番一刻を争う恐ろしい病気と言えば、胃拡張
・胃捻転でしょう。苦しみ出したら、2時間と持たないなどと言われます。 |
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| ◆原因・傾向◆ |
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大型犬で、胸の深いものに多くみられる病気です。特にアフガン・ハウンド
などは、その典型的な物です。
胃の中にたまったガスは、げっぷをする事で体外に排出されますが、何
らかの原因で、胃が回転してしまい、その結果、出口・入り口をふさいで
しまいます。その結果、胃はどんどん拡張して行き、拡張した胃に血管が
圧迫され血流が止まると、ショック死してしまいます。
原因は、良くわかっていないのですが、胃の運動に何らかの異常が見ら
れるのではないかとされています。 |
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| ◆症状◆ |
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げっぷがしたいのにできず、吐き出したいのだが、吐くそぶりは見せるが
吐き出す事ができず、ぐったりとして動かなくなります。
胃の部分、Retrieverの場合は、ちょうど肋骨の最後の辺りから、パンパン
に張れあがっているのが確認できます。 |
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| ◆治療◆ |
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対応が早ければ、カテーテルなどを、口から入れて胃の内容物及び、
ガスを吐出させます。カテーテルの導入ができない場合などは、外から
胃に針を刺してガスを抜く場合もあります。
その後、捻転を伴っている場合には、胃を固定する手術を行います。
血流に悪化がみられ、すでにショックが始まっているような場合には、
ショックをやわらげる、輸液などの療法も取ります。
とにかく、対処が早いか遅いかで、大きな違いが出て来ます。 |
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| ◆予防法◆ |
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日頃からの食生活と運動の時間的なバランスが大切です。
食事は、運動後にするように心がけて、食後は1時間〜2時間は、でき
るだけ、安静な状態ですごせるようにしましょう。
ガス分の多いドライフードでは、食後の飲水により、胃内部で、フードの
膨張が著しくみられ、大量のガスが発生します。ドライフードを、水などで
緩める事も、良い予防法でしょう。湯で緩める事は、ドライフード中の、
ビタミン類を破壊してしまう事になりますので、あくまでも水、ぬるま湯が
良いでしょう。食後の飲水の量も少なくて済むと思います。
さらに、成長期のカルシウムの過剰などとも密接に絡みあっていたり
する内容もありました。
これは、ガストリン分泌亢進が胃酸分泌の促進、胃の収縮力を弱める、
胃粘膜を肥厚させる、などの原因になるためとされているようです。
ドライフードの対応の他にも、胃内部で醗酵が進み、ガスを沢山出して
しまうような穀類(いも、豆)を与えることも、できるだけ控えたほうがよい
ようです。 |