ラブラドールのカラーについて but101.gif (2794 バイト)

ラブラドールには、ブラック、イエロー、チョコレートと3色のカラーがあり
ます。この、遺伝について少々説明をいたします。
★遺伝子について★
ラブラドールの発色については、2組の対立遺伝子が掌っています。

■ ブラックの色素の遺伝子を
■ チョコレートの色素の遺伝子を とします。
※Bはbに対して優性です。
■ 発色を行う遺伝子を
■ 発色を妨げる遺伝子を とします。
※Eはeに対して優性です。

色素の遺伝子、発色の遺伝子それぞれが対になります。
BB ブラックの色素しか持たない
Bb ブラックとチョコの両方の色素を持つ
bb チョコの色素しか持たない
EE 発色遺伝子を2つ持つ
Ee 発色遺伝子を1つ持つ
ee 発色遺伝子を持たない

以上の説明から、Bを持っている場合は、黒が優先します。
チョコレートは、bbとなった時に始めてその色素が有効になります。
EEもしくはEeの場合は、色素遺伝子の組み合わせを有効にして発色を
促しますが、eeになった時は、すべて、イエローになります。
色素遺伝子が、何色であっても発色遺伝子Eが一つでも無い限り、発色
しないことになります。
★遺伝子とカラーの関係★
■ ブラック
BBEE 純系のブラック
BBEe イエローを潜在する
BbEE チョコレートを潜在する
BbEe チョコレート、イエローを潜在する
■ イエロー
BBee 純系のイエロー
Bbee チョコレートを潜在する
■ チョコレート
bbEE 純系のチョコレート
bbEe イエローを潜在する
■ 抜け色
bbee 皮膚の色素が抜けてしまう可能性あり

    

  ラブラドール・レトリーバー、カラー出現率一覧表

 

注 意 点
 
イエローやチョコレートなどには、色調のばらつきなどが、みられますが
これは、発色遺伝子とは関係は無く、他の制限遺伝子が何らかの関与を
している物と考えられています。
チョコレートの、色素を持っているから、色の濃いイエローであるなどと
言う事はありません。

抜け色と言うのは、チョコレートの色素を持ちながらも、発色遺伝子を
持たないものを言います。
分類的には、イエローラブに含まれますが(外観も同様)、鼻の色や、
目の色などの色素が抜けてしまう事が多いため、ショーには向きません。

但し、体質的にどこかに障害があるということも特に感じませんし、
家庭犬として迎えるに当たっては、何ら問題は無いと、思われます。

 

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