製品加工時に、貼り付けられているBarcodeラベルを読込むことにより、該当製品の生産工程履歴等を照会し加工可能な
製品である場合にのみ、加工機のインターロックを解除します。
加工可能な製品でない場合は、機械据付モニタにエラー表示を行い、別の製品の投入を促します。
加工完了もしくは、加工機械の原点復帰処理でサイクル終了を感知すると、加工機より加工実績データを取得し合否判
定を行った後、実績及び進捗のDBにデータを出力します。
加工品が不良品の場合の処理も、不良修正が完了するまで、次工程への投入を不可能にする方法や、修正不可能な
不良品は、廃棄処理を行わない限り、次の製品の加工を行う事が出来ないようにするなど、豊富な管理方法を選択可能
にしております。
加工機の制御用入出力は、全てドライ接点のリレー出力で行うために、加工機のPLCへの複雑なプログラムの追加を必
要としません。
単純に接点のANDもしくはOR回路を追加するだけでシステムが組み込めます。
全てがドライ接点で行えるために、加工機のPLCのメーカを問わずに導入できる事も大きなメリットの一つです。
但し、加工実績データの収集を行う場合は、各加工機メーカの仕様に準じますので加工機メーカーの協力が必要になる
場合がありますので、ご了承ください。
また、加工機械側のPLCプログラムに修正を加えたり、弊社で開発させていただけるような場合は、ドライ接点の仕様で
はなく、直接PLCとの通信制御により管理システムを構築する事も可能です。 |